長時間放置したおかゆを食おう!
このリクエストもリンク先のこういちさんから頂きました.毎度毎度どうもです.で,リクエスト内容は「おかゆの限界を探る」とのことだったのですが,これは「長時間放置せよ」とのことと勝手に判断! これは以前にやったことがありますので報告します.
おかゆを作ったあと,常温で放置すること3日間.放置というか忘れていたとも言う.一応ラップはかけてあったので乾燥はしていない.ラップを取って香りをかぐ! なんというか「日本酒」の香りである.日本酒も元は米! ならば放置おかゆは日本酒の素と同じものなのでは? 食う! 味はやわらかいおかゆ,匂いは安物の日本酒を薄くした感じ.食えないことは無い.しかし問題が・・・
2時間後に腹痛になりました・・・
日本酒は「酵母菌」で発酵させて作るものである.この放置おかゆはおそらく「酵母菌」ではなく「雑菌」で発酵した(腐ったといったほうがいいか?)ものである.菌の種類でこれほど害をなすものになろうとは・・・
今回はこれだけで終わりではない.これではただ腐ったおかゆを食っただけである.そこで,
長時間煮込んだおかゆを食う!
に内容を変更して実行!
目標時間は6時間! この間水を継ぎ足し継ぎ足ししながら,おかゆを煮込んでその変化を味わおうというものだ.早速ちゃっぴい(おかゆ専用鍋)に水とご飯を投入! FIRE! 20分に一回ぐらいは水を足してやらないと焦げてくる.けっこう面倒くさい.
2時間後・・・
このように変化した.ご飯は原型をかろうじて留めているものの,いつものおかゆの形状とは明らかに異なっている.食ってみる.味はおかゆである.
4時間後・・・
異様にまずそうだ.
この様になった.もはや通常のおかゆとは別物である.食う! 味が前回と少し味が異なっている.甘みの質が少し違う様に感じる.
6時間後・・・
見た目的には「のり」である.あの黒い奴ではなく,小学生の「お道具箱」に良く入っているカラフルなビニールチューブに入った白色の「のり」である.食う! 味はもはやおかゆのものではない.オブラートの味である.私は小さい頃,オブラートがなぜ溶けるのか解明しようとして薬箱の中のオブラートを食いまくり,殴られた覚えがある.まさにそのオブラートの味である!
見た目が糊に似ているので紙をくっつけてみる.ちゃんとくっつくではないか! しかも市販のものと同等程度の接着力がある.
結論:おかゆを長時間煮込めばオブラート味の糊ができる.
ここでアクシデントが.実は記事を書くのに没頭していて,鍋を火にかけたままであったのを忘れていた.台所から煙が流れてきてはじめて思い出した.
真っ黒こげ! すぐに水を投入したが・・・
おかゆ鍋ちゃっぴぃは死んでしまった.今まで変なおかゆを作りまくってごめんね(涙).