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メイド喫茶・コスプレ喫茶潜入!(in 日本橋)

 


 管理人,以前に秋葉原へ行ったとき(一応学会でですよ,誤解なきよう)にメイド喫茶を見つけられずに,「ぬおっ〜!」な思いをしたことがありました.そう,関西人の管理人にとって秋葉原は完全なるアウェイ! 大体にして秋葉原のどこ辺りが「それ方面のメッカ」であるのかさえ分からなかったのです.

 しかし今回は違〜う! 今度は管理人にとってホームである大阪(・・・奈良県民ですが).しかも事前にあらかたの場所は調べてきてあるのです.え〜と,事前調査によりますとメイド喫茶が密集しているのは,大阪は日本橋・通称「萌えストリート」と呼ばれる所.う〜ん? 管理人の記憶が正しければ,少なくとも数年前までその辺りは普通の?寂れた裏通りだったと思うんですが? まあ万物は流転すると言いますし(?),まあ行ってみましょう!

 さてメイド喫茶・コスプレ喫茶ってどんな所なんでしょう? 予想では「デブで,メガネで,バンダナとリュックサックを装備してて,街中で萌え〜とか叫びだすような連中」が,「素敵なお嬢さんの素敵なコスプレでの素敵なお仕事」を見ながらハァハァしているのを連想してしまうんですが... うわ,なんかイヤだ... 

 

 到〜着! ・・・確かに何だかそれっぽい看板が出ていますね.では早速! 


萌えストリート.名称にちょっと引く

 と言いたいところですが,そこ(店と通りの境目)には見えない境界線が... 

 普通の人間には決して越えてはいけない一線があります.それは「健常者にとっての覚醒剤」であり,「正統派ガンダムファンにとってのGガンダム」であり,「一般ゲーマーにとってのエロゲー」であり... もちろんその一線を越えた時,新たなる快楽を手に入れ,同時に新しい世界が開けることになります.しかし一度越えてしまったら決して帰って来れない人生の38度線でもあります.

 今管理人の前に広がるは,まさにその一線でありました.例えば初めてAVショップに入る時のごとく,見えない何かが自分を止めているのです.

 店の前で悩むこと10分.通りすがりの人は危険人物を見るかのごとく好奇と軽蔑の視線を送ってくれます.

 ええい,俺は「風そよぐ月の丘」の管理人.激辛ソースや生たまねぎの食いすぎで死に掛け,風邪を引きながらも冷水シャワーを浴び,マクドでスマイルのみを注文した男ではないか! この程度なんでもないわ!!

 管理人の中で何かが砕け散り,そして・・・一線を越えました.ふはは,もう怖いものなぞないわっ〜!

 

 では本編.最初に訪れたのは日本橋で最初のメイド喫茶といわれる「CCOちゃ」 


萌えストリートにある看板

 結構奥まったところにありまして,事前にチェックしていないとまずスルーしてしまいます.では,勇気を持って突き進みましょう!


この奥,右に曲がった所にあります

 

メイドさん:「お帰りなさいませ! ご主人様(はぁと)」

 ご,ご主人様・・・ 私がご主人様??? 管理人も20年と数年の人生を歩んでまいりましたが,ご主人様と呼ばれるのはもちろん初めて.生憎とメイドさんを雇えるような裕福な家庭には育っていないのです.その段階でビビリまくり.ご主人様,ご主人様,ご主人様...

 余談ですが,昔妹に「これからは"お兄様"と呼ぶのだ!」と言ったら,「私を"我が妹よ"って呼ぶならば!」って切り返されて挫折したことがあります.

 で,席に案内され,ひざまずいてお絞りを渡して下さいました.ひょぇえええ... よく考えてみるとリアルメイドさん?を見るのは初めて.・・・いいかも! 何だか魂を引かれる自分がいます.

メイドさん:「ご注文がお決まりになりましたらメイドをお呼び下さいませ(はぁと)」

 メニューを見ます.基本的には普通の喫茶店メニューですが,たまに「天使の微笑み」とか「赤い彗星」とか「どろり濃厚」とか「連邦の白い悪魔」とかが混じってて,そこらへんがメイド喫茶っぽいなぁって思ってみたり.

 では注文を・・・ 「連邦の白い悪魔」を頼みました.ちなみにアルコール飲料です.お盆の昼真っから何をしてるんでしょうねぇ,俺は.

 ちなみに店内は撮影禁止となっています.しかしHPにアップするためには記事だけではなく是非写真も欲しいところです.隠し撮りすることも可能かもしれませんが,そんなものをウチのHPに掲載する訳にも参りません.ここは注文を取りに来てくれたメイドさんにちょっとお願いしてみます.

管理人:「私,HPの管理人をしております,〜という者です.こちらのお店のことを私のHPで掲載させて頂きたいので,店内の撮影の許可を頂きたいのです.もちろん他のお客様やメイドさん達を撮影したり掲載したりすることはありません.撮影する箇所もそちらが指定して下さって結構ですので,何とか撮影させて頂けませんでしょうか?」

 が,「メイドさんの権限では撮影の許可云々は出来ないから直接店長に交渉してください」とのこと.さらについていない事に,店長さんは今しがたちょっと外出された模様.しまった〜,入り口ですれ違ったスーツの人が店長さんだったのか〜 

 仕方ないので,店長さんと「連邦の白い悪魔」を待ちつつ,周囲の客層を観察してみましょう.明らかに場違いな怖そうなお兄さん3人がいらっしゃる! わ〜い,仲間だ仲間だ〜 他には中年のおばさん二人連れと,明らかにオタクそうな兄さん,同じくマニアそうな中年オヤジ,後になってマニアそうな若者3人衆が入ってきました.確かに濃ゆいメンツですが,メニュー自体も思ったより普通ですし,店内の雰囲気も普通の喫茶店です.

 で,やってきた「連邦の白い悪魔」. 別に「殴ったね,親父にもぶたれた事ないのに〜」とか「ララァにはいつでも会いにいけるから・・・」といった感じでは無く,普通のクリームソーダ(ちょっと青っぽいけど)にアルコールが入ったものって感じでした.管理人の見立てが正しければ,ブルーキュラソーをソーダ水で割ってるんでしょう.

 で,飲み終わっても店長は帰ってきません.実は一度帰ってこられたんですが,常連さんらしき人と数言話してすぐに出て行ってしまわれました.しくったなぁ.あの時,無理やりでも声をかけて置くべきだったのか? 

 仕方ないのでお会計をお願いします.メイドさんがA3用紙くらいの大きさがありそうな巨大な電卓を装備してやってきました.で,会計を教えてくれます.

 お店を出る時には

メイドさん:「行ってらっしゃいませ!」

 って,入り口のところまでお見送り?をして下さいました.

「CCOちゃ」のHPです.

 

 

 

 では,今度は「CCOちゃ」のお隣のビルにある「Cafe 萌え萌え」 

 こっちはビルの4階にあるので店自体の場所は分かりにくいんですが,看板がデカデカとあるので迷うことはないです.「連邦の白い悪魔」のアルコールでちょっちハイになってるので,何も恐れずそのまま突撃! ちなみにこちらは厳密に言うとメイド喫茶ではなくコスプレ喫茶のようです.

 では,多少狭い目のエレベーターに乗って4階へ.扉を開けるとウェイトレスさん(このお店ではウェイトレスさんを萌えちゃんと呼ぶそうです)が元気に挨拶してくださいました.折角ですので全体を見渡せる席へ.入店した時はウェイトレスさんが二人.一人は管理人でも分かる有名なキャラのコスプレをされていましたが,もう一人は??? ここにお邪魔する前に,ある方面のある程度のお勉強をしてきた方がよさそうです.メニューはと...こちらも普通の喫茶店的なメニューです.個人的にはアルコールが無い事と禁煙であることはちょっと残念ですが.客層は半数が普通?のお客さん,残りの半数がいわゆるオタクさんって感じです.もっと濃い客ばかりかと思いましたが意外と普通です.

 もちろん店内撮影禁止.注文をとりに来て下さったウェイトレスさんに注文と同時に先ほどと同じお願いを・・・

管理人:「私,HPの管理人をしております,〜という者です.こちらのお店のことを私のHPで掲載させて頂きたいので,店内の撮影の許可を頂きたいのです.もちろん他のお客様やウェイトレスさん達を撮影したり掲載したりすることはありません.撮影する箇所もそちらが指定して下さって結構ですので,何とか撮影させて頂けませんでしょうか?」(手抜き)

 が,やはりウェイトレスさんの権限ではHP掲載の許可云々はできないそうです.しかもこの日は運悪く店長さんがお盆休みとのこと.うわ,最悪〜 と思っていたら,ウェイトレスさんが「HPのアドレスとメアドを書き残してくれたら写真を撮っていいよ」って.路頭に迷う管理人にとっては女神様だわ...(別にベルダンディーとかのコスプレされてた訳ではないです) とりあえず飲み物はベーシックに「セイロンティ」で.ちゃんとティーサーバで出てきてちょっと驚きです.で...

ウェイトレスさん:「ミルクを入れさせて頂いて宜しいでしょうか?」

 ・・・入れてくれるの? もちろん入れてもらいました.ついでにかき混ぜてくれます.

ウェイトレスさん:「では,ストップと言って下さいね☆」

 という感じです.この後お砂糖も同様に入れて下さいました.

 んで美味しく頂いた後,先ほど撮影交渉したウェイトレスさんにHPアドレスとHP名(要は風そよぐ月の丘)」を書いた紙を渡し,撮影箇所の指定とお会計をお願いしました.パシャリパシャリ... 

ウェイトレスさん:「店長が休暇から戻ったら,掲載の許可・不許可についてのメールを送ります.それに日記程度に使われるだけでしたら連絡前に掲載して頂いても結構ですよ」

 とのこと.しかしその後半月経過しているんですが未だにメール頂けてません.管理人がアドレスを間違って書いてしまったのか,ウェイトレスさんが店長さんに伝え忘れたのか,それとも店長さんが多忙で忘れてしまわれたのか? 連絡を頂いていない以上写真を載せるのは抵抗がありますが,このまま待っていても進展はしませんし,「日記程度ならば・・・」とのことでしたので載せさせて頂きます.もし何か不具合等がございましたら即刻削除いたしますのでご連絡下さい.

 どっかで見たような制服です.奥には紅茶の缶とティーサーバも見えます.落ち着いた雰囲気でウェイトレスさん以外は普通の喫茶店と変わりません.ゆったり出来ていいです.


このお店のマスコットらしい

 ウェイトレスさん曰く,コレはウチのマスコットなので是非撮っていって下さいとのこと.ガラスの反射がちょっと残念です.写真撮るのって難しいですね〜 

 こちらのお店も普通の喫茶店の雰囲気でした.ウェイトレスさんの服装とサービスがちょっと特殊ですが,全体的に時間の流れがゆったりしていて過ごしやすかったです.

 「CAFE 萌え萌え」のHPです.

 


 

 さて次は萌えストリートをちょこっと回って「Moe CAFE」というお店へ.コスプレカフェだそうです.

 こちらも看板が目立つところにあります.ただ看板に書いてある絵が微妙にキャバクラチックでちょっと戸惑いました.

 ビルの3階にありまして,ちょっと照明が暗い通路を通ってたどり着きました.入り口のドアが開いていまして,そこにでかでかと「Moe CAFE」って書かれているので一発で分かります.

 店内はやや照明を落とし気味で落ち着いた感じ.今までのお店の照明は明るかったのでちょっと戸惑います.空いていたので自由な席にとのこと.スツール?も良かったんですが店内を見渡せる席にしておきます.

 ウェイトレスさんは4人ほどいらっしゃいましたが,あいにくと管理人には何のコスプレか分かりませんでした.修行?が足りんのか...

 で,例によって注文を取りにきて下さったウェイトレスさんに注文と例のお願いを・・・

 ちなみに注文したのはもちろん?ビール.夏はコレに限りますね! まだ昼間ですが...

管理人:「私,HPの管理人をしております,〜という者です.こちらのお店のことを私のHPで掲載させて頂きたいので,店内の撮影の許可を頂きたいのです.もちろん他のお客様やウェイトレスさん達を撮影したり掲載したりすることはありません.撮影する箇所もそちらが指定して下さって結構ですので,何とか撮影させて頂けませんでしょうか?」(超手抜き)
ウェイトレスさん:「店長を呼びますので少々お待ちください」

 やった! やっと正式な撮影依頼が出来ます! しばらくすると,隣りのテーブルの人がこっちへやってきて,撮影の話を始められました.・・・正直あせりましたよ.まさか店長さんが客に擬態して普通にテーブルに座っているとは... ある意味斬新な手法かもしれません.で,

管理人:「私,HPの管理人をしております,〜という者です.こちらのお店のことを私のHPで掲載させて頂きたいので,店内の撮影の許可を頂きたいのです.もちろん他のお客様やメイドさん達を撮影したり掲載したりすることはありません.撮影する箇所もそちらが指定して下さって結構ですので,何とか撮影させて頂けませんでしょうか?」(本日4度目のコピペ)

 店長さんのお話を総合すると「まずウチ(風そよぐ月の丘)がどのようなHPであるのかチェックしたいので,後日再来店して欲しい」とのこと.

 これは非常に困りました.数日後に金沢に帰らないといけないので,少なくとも本年中の最来店は不可能です.そこいら当りの事情をお話したところ,特例として撮影を承諾して頂けました.無茶なお願いを聞いて下さり,本当にありがとうございます.基本的にはアポとっておくのがルールみたいですね.そこんところちょっと分かってなかったです.反省!! 

 おいしくビールを頂きつつ,写真撮影をさせて頂きました.


メニュー

 アルコール類が豊富に揃っているメニュー.でもビール以外のアルコールは基本夕方から.ちょっぴり残念でした.左上にあるのが管理人が頼んだビール.ウェイトレスさんとお話しながら写真撮影できますが,その料金は結構お高め.このあたりはキャバクラチックです.


カウンター

 本来なら管理人みたいに一人の客はカウンターにかけるべきなんでしょうね.今回は諸事情でテーブルにしましたが.雰囲気的にもカウンターの方が素敵っぽいと思います.コレだけ見ると普通の喫茶店かバーって感じですが,写真左に見えるような某ゲームのポスターがここがコスプレ喫茶であることを主張していますね.お絞り入れの上にはゲルググが・・・


お得なセットメニュー

 お得なセットメニューです.ランチ(ピラフorミートスパorドライカレー+ソフトドリンク+スープ)750円からで,とってもリーズナブル.ハガレン好きの知り合いがいますので大佐のポスター?とともに写しました.

 Moe Cafeの店長様,撮影協力どうもありがとうございます!

Moe Cafeの公式HP見つけられませんでした.まだ無いんでしょうか?

 

 

 次に向かったのは「萌えストリート」から直接店内が見える「e-maid」 ここは純然たるメイド喫茶のようです.今までの所は比較的人目につき難い立地条件でしたが,こちらは表通りにモロに面しています.

 
看板

 「e-maid」の名が示すとおりにネットに力入れてそうです.さしずめインターネットメイド喫茶ってところでしょうか? 店内はガラス張りで日当たりが良さそう.逆に言えば外から丸見えとも言えますが.

 さて中に...といきたかったんですが,なんだかイベントやってるみたいですごい混雑です.テーブルが埋まっているのは当然で,店の中では行列が出来ています.不本意ながら時間が無いので今回の入店はあきらめます.中をのぞいた感じでは,上記3店と比較して普通?の客が多い模様.メイドさんが居る以外はホント普通の喫茶店て感じの佇まいですし,メイド目的じゃなくって普通に喫茶店として利用する人も多いんでしょうね.


イベントの状況を遠めにパシャリ

 で,この日のイベントですが...結局なんだったんだろう? 浴衣姿にエプロンドレスという反則的なファッションをしておられました.

 ここで時間切れ.駅へダッシュです! 最後はちょっと消化不良でしたが,この日はホント時間が無かったので許してやって下さい.

取材させて頂いた訳ではないですが...「e-maid]のHPです.

 

 

 最後に一言.メイド喫茶・コスプレ喫茶って何だかヤバ目な印象を持っておられる方も多いと思います.現に管理人もそうでした.しかしいざ潜入してみるとコレが意外と普通の喫茶店です.料金的にもメイドさん・ウェイトレスさんと写真撮影したりしない限りは普通の喫茶店と変わりません.客層も意外と普通の方が多いです.普通の喫茶店としても十分利用できると思います.

 と言う訳で,「普通の喫茶店として」「ネタとして」「メイドさん・コスプレウェイトレスさんを見に」「萌え分を補給しに」等,理由は様々でしょうが,皆様も一度メイド喫茶・コスプレ喫茶に行ってみられては如何ですか? きっといい経験になりますよ!

最後になりましたが,今回取材に協力して頂いた各喫茶店の方々に厚く御礼申し上げます.