たまご酒は本当に風邪に効くのか?
今管理人は風邪をひいています(2004/10/26〜).といっても重症ではないので,とりあえず日常生活に支障が無い程度です.症状はのどが痛い,頭が痛い,咳が出る,鼻水が出る,悪寒がする,だるい,微熱があるといったところです.いわゆる一般的な風邪の症状ですね.が,せっかく風邪をひいたのでこれを利用してある人体実験を思いつきました.たまご酒は皆さんご存知かと思います.かなり有名なたまご酒ですが本当に効果があるかは正直管理人も半信半疑です.なので,
「たまご酒は本当に風邪に効くのか?」
を実行しました.今回は本当の意味での人体実験です.
問題は人間の自然治癒力である.人間風邪程度ではおとなしくしていれば症状が軽くなり,いつのまにか直ってしまう.逆にいえば風邪の症状が改善したのが「たまご酒」の効果によるものなのか,「自然治癒力」によるものなのかが分からない.ならば「自然治癒力」を打ち消すくらいの「風邪に悪そうなこと」をしてやれば,「自然治癒力」の効果を打ち消すことが出来るハズだ! が,これは中々さじ加減が難しい.あまり効果の無いものならば「自然治癒力」が勝ってしまうし,かといってあまり効果的?過ぎると病院通いになってしまう.まあ適当でいいだろう.
管理人が風邪をひくきっかけになるものは,
- 運動する
- 裸で寝る
- 雨を浴びる
- 激酔っ払う
これらをやってやればよい.しかし今回は体温で症状を記録していこうと思うので,体温が上昇してしまう運動や飲酒は無理である.ならば,冷水シャワーを浴びてそのまま裸で寝てしまえばよいハズ.
ではたまご酒をつくる.材料は期限切れのたまごとディスカウントショップで3000cc千円くらいの安日本酒.まず日本酒一合を人肌まで温め,そこにたまごを投入! さらに温めつづけてたまごが半熟になったらできあがり.が,いつのまにか日本酒が沸騰している.なかなか一般的な作り方とは難しいものだ.
体温を計測した後,たまご酒が冷えるまで冷水シャワーを浴びに行く.ちなみにシャワーを浴びる前の体温は37.1℃.いわゆる微熱である.まあ,高熱ならこんな訳の分からない実験を行う元気が無いはずなのでよしとする.
をおう! 冷たい! この時期には冷たすぎる! 結局2分くらいしか耐えられなかった.そのまま自然乾燥.これがまた寒い.むしろシャワーを浴びている時の方がマシ.そのままトランクスのみ装備して体温測定.35.9℃.管理人の平熱が36.3℃なので下がりすぎである.鏡を見てみると唇が紫になっている.ちょっとやりすぎたかも知れない・・・
たまご酒を一気のみ! かなり効く! 頭がゴワンゴワンする.背骨のあたりがあったかくなり,全身に力がみなぎる・・・ような気がした.
そのまま寝転がりパソコンで麻雀.かなり寒い.ぶるぶる震えてしまう.一時間後検温.36.0℃.このままでは風邪よりなにより低体温症で死んでしまうので服を装備する.
さらに一時間後検温37.0℃.さらに一時間後37.2℃・・・ 明らかに悪化しているではないか! 冷水シャワーはやりすぎたのかもしれないが・・・
さらに一時間後といいたい所ですが力尽きて寝てしまいました.
結論:たまご酒は風邪には効きません! おそらく滋養のあるたまごでも食って,酒を飲んで酔っ払ってとっとと寝ちまえ!的な効果しかないようです. まちがってもたまご酒を過信しないで下さい.あと,絶対に真似しないで下さい.真似して死んでしまっても管理人は責任をとりかねます!
PS.翌朝,さらに症状が酷くなっていました.体温は37.4℃まで上昇し,正直つらいです.可能ならばもう一度同じ実験をと思っていたのですが,このままでは病院送りなのでできません.ごめんなさい(涙).