その後の経過2
その後の経過1を書いて,おおよそ1年経ちました.
さすがにその後の経過も報告する時期かな?って.
まずこの一年で大きく変わった事は転部.
おそらく上層部の考えでは”コイツは捨てるに惜しいし,下手な捨て方をすると暴れる”
という認識だったのでしょう.
一方でパワハラ.
こちらも同じで”コイツは捨てるに惜しいし,下手な捨て方をすると暴れる”
なら,引き離すしかない.
その結果の管理人の転部.
当時は納得できませんでした.
専門分野から出て行くのは加害者の方だろう!...と.
しかし,今になって思うのは,ヤツに今私がやってる仕事が出来るのか? もしくはその知識があるのか? さらには順応性があるのか? という疑問符.
上層部の決定は正しかったのかも知れません.
ただ一つだけ言える事は...
管理人の病状は残念ながら回復しておりません.
精神の大波・小波を繰り返しながら何とか生きている...そんな感じです.
医師からも”もはや元には戻らない”と宣告されています.
その上で病気と一生付き合って言ってほしい...と.
前にこの記事を書いておよそ一年.
薬の量はむしろ増えています.
医師から聴かされた事は”復職は転職や就職より,はるかに精神負荷が大きい”ということと”さらに転部となり,仕事を覚えなおすのにはそれ相応のエネルギーが居る,がそれ以上に人間関係の構築に一番消耗するだろう”
という訳で,現在,残念ながら治癒とも寛解とも,いっておりません.
日記の記事数にムラがあるのはそのせいですど...
言える事は...
こんなにボロボロになった自分を支えてくれた家内に感謝.
病気にある程度の理解を示してくれた今の職場のみんなに感謝.
もう昔のように”バリバリ研究やって,それでも余力があって!”みたいな風にはならない事は確かですけど...
一歩一歩着実に”出来ること”をやっていこうと思います.
最後にパワハラに対する恨みですが...
コレは一生消えないでしょう.
かつてはある程度まで冴えていた頭が,今は霞がかかったようです.
そう,かつての自分はヤツに殺され,別のさして能力もない人間に挿げ替えられた...と.
これで博士といえるのか?名刺を増刷する度に情けなくなります.
うつ...
書くと簡単ですけど,
そして割と早く治癒する例もあるようですけど...
残念ながら自分はあぶれてしまったようです.
そういえばこんな言葉がありましたね.”人生は重き荷を負うて,遠き道を行くが如し”
希望だけは失わないで,かつての様にダッシュは出来ないけども,一歩一歩と歩いていこうと思います.
2012.1.30 風そよぐ月の丘 管理人 Mr.D