パワハラ
パワハラ,すなわちパワーハラスメントという言葉が市民権を得て,もう結構経つかと思います.
”会社などで職権などの権力差(パワー)を背景にし、本来の業務の範疇を超えて、人格と尊厳を傷つける言動を行い、就労者の働く環境を悪化させる、あるいは雇用不安を与える行為である。”とwikiさんはいっております.
で,管理人がパワハラを受けていたのは”きっかけ”のところで少し触れたと思いますが.
その内容を書いていこうと思います.
ちなみにパワハラをしてくるのは30後半の直属の上司.
先輩とか同僚とかでなく,管理職権限を持った文字通りの上司です.
パワハラのターゲットは管理人だけでなく大多数に及んでおりましたが,直属ということもあり,どうしても管理人に集中砲火的でした.
さらに付け加えますと,管理人のほうが学歴は上,出身大学も上だったことも妬みを買う原因だったと思います.
で,肝心のパワハラですが...
殴る蹴るの暴行ではありません(当たり前ですが,この上司ごときに管理人が殴る蹴るで負ける訳はありません)
周囲に根回しをしての集団無視や,出勤前に机に遺影を置く,といった系統でもありません.
単純明快な言葉の暴力です.
いつ始まるかは予想不能.
そして一度火がついたら数時間は止まりません.
さらに悪いことに,そのパワハラは事実上の密室で行われるので,エスカレートしてきても誰も止める人間はいません.
では,その内容を一部抜粋して...
○お前はダメだ!
んで,そのお前(管理人)の何がダメかというと...
○自信過剰かつ思い込みが激しいからダメだ!
これは至極まっとうなご意見です.
はっきり言って自省の余地ありまくりです.
これをおっしゃられたら,管理人は毎回はっきりと謝っております.
○世代がダメだ!
俺たち25〜30歳程度の人間は全員ゴミクズらしいです.理由は知りませんが...(言ってる当人は30代後半)
○親の世代がダメだ!
その25〜30歳程度の子供を育てた親の世代(いわゆる団塊の世代)がそもそもダメらしいです.子供を育てる能力に乏しいらしい.
○両親がダメだ!
管理人の両親がダメなことは重々承知しておりますが,あなたは会った事もしゃべったこともないでしょうに.
○生まれがダメだ!
出ました! 超差別発言! これだけで十分新聞に叩かれそうですが.
ちなみに,被差別部落とか在留外国人二世とかそういうデリケートな問題じゃなく(そもそも管理人はどちらにも当てはまりません),両親が貧乏だということがダメらしいです(ちなみに管理人の父は会社員,母はパートです,ごく普通だと思うんですけど...)
○俺は良いんだ!
これまた間違った発言だと...
当人曰く”俺は地主の子で夫婦とも高い収入でそもそもの地域での地位や家柄が高いし,今の職場を首になっても生活には困らない.だから好き勝手に部下を使うし,好き勝手に仕事をする”そうです.
確かに管理人夫婦は,夫:奈良県,妻:福井県出身です.地域での地位とか基盤とかはありません.
○出身大学がダメだ!
管理人,一応国立一期校で博士課程短期修了,修了式では答辞も読ませてもらいました.
そういう上司の出身大学は偏差値でも管理人が出たところよりもずっと下じゃないですか.
だいたい出身大学とか最終学歴で,それほど能力が変わるとは思えません.
学生の時どれだけ勉強や研究をしたか,部活をやったか,就職してからいかに自己研鑽を怠らなかったか,そういうのが重要じゃないのでしょうか?
企業では大学を出てない役員の人もたくさんいらっしゃるじゃないですか!
○その出身大学の博士はそもそもダメだ!
あなた,そもそも博士号持ってない...
○会社のことを何も知らないからダメだ!
管理人,一応会社員やってましたよ...
修士を出て,そのまま今の職場にいる方が会社のこと知らないんじゃないでしょうか?
○車が日本車だからダメだ!
いや,もう,訳分からないッス.
政治家だってセンチュリー乗ってるじゃないですか.
会社社長だってセルシオ乗ってるじゃないですか.
○時計が安物だからダメだ!
これはホントしつこく言われましたね...
管理人の腕時計は友人たちが結婚祝いにくれたもの.
いつも反論するように値段以上の価値があると思ってます.しかも決して安物ではありません.
数十万の時計を買うくらいの甲斐性はありますが,それとは思いが違います.
金が無かったら結婚式できますか? 新車買えますか?
PC買いますか? 一眼レフ買いますか?
etcetc...
1/10くらいは抜粋できたでしょうか?
うつ病が少し良くなってきた今だからこそ,こうやって”反論”みたいなものも書けますが...
罵倒されている最中はホントに唯自分が貶されていることしか感じていませんでした.
自分が惨めで惨めで仕方なかった!
(少なくとも上司にとって)咎の無いはずの人たちまでコケにされるのは悔しかった!