うつ病について
うつ病についての詳しいことはwikiさんあたりを見てもらえれば良いとして...
罹患した本人の感想.
とにかく朝の出勤がツライ.
疲れているのに眠れない.
他には,思考力が落ちるとか,興味の喪失とかが症例として紹介されてますが,結局うつになった本人は自分の思考力が落ちてることが分からない(思考力が落ちてることを思考できないから)
なんかパラドックスみたいですけど...
これが管理人の実感です.
あと良く症状として上げられるのが希死念慮ですが(精神科医に自殺だけはしないで下さいって言われましたし),管理人自体が自殺を強く忌避(昔,交通事故で友人を若くして亡くしたため)してるのでまったくありませんでした.
身体の症状としては...消化器の不調(詰まったり流れたり...),頭痛なんかもありましたが,今になってみれば”ああ,あれはうつ病のせいやったんやな”って気付くだけです.
当時は普通に”お腹を冷やしたかな〜?”とか”風邪ひいたかな〜?”ってな認識していませんでしたし.
ので,管理人から言えること.
出勤がツラくって,しかも眠れない人は...
速やかにお医者さんに罹ったほうが良いと思います(何科でもいいと思います,最初は).
思考力の低下とかは自分では分からないことが多いです.
学問上ではwikiさんに書いてあるようなことがあるんですけど,結局のところ,うつ病の人は自分をうつ病と認識できないことが多い(自分もそうでした)ので,第三者(自分の場合は家内)の意見に従った方が良い結果になると思います.
正直なところ,自分もうつ病に罹患するまでは”根性が足りん!”とか”生まれつき打たれ弱いじゃねぇの”とか”ただ怠けたいだけだろ?”とか思っていました.
が,自分が実際に罹ってみると...
外に出るのがコワい.
人と会うのがコワい.
うつ病と知られるのがコワい.
などといった不安な気持ち.
何をしたらいいのか分からない.
自分の存在の意味が分からない.
本当に良くなるのかが分からない.
などといった分からない?気持ち.
何をしても気分が晴れない.
そもそも何もする気が起きない.
というか,朝起きたくもない.ずっと眠ってたい.
などといった憂鬱な気持ち.
逆に自分がかつて上のように思っていたこと,それも重く圧し掛かってきます.
きっと周りも自分を変な目で見ている,と逆の立場になった時に思い知らされます.
また,ただ精神的に憂鬱というだけではなく...
夜眠れない.
消化器官が不調になる.
薬の副作用に苦しむ.
医療費がかさむ.
社会的に孤立する.
など,患者以外が知らない意外な盲点もあったりします.
自分自身がうつ病を患って一番に感じたこと,それは周囲の支えの大切さです.
それは家内であり,家族であり,友人であり,恩師であり,同僚であります.