おかゆ道(具)4
こちらはさまざまなおかゆの具を追求していこうという趣旨です.
ご飯を水とを使い,さまざまな「具」で
おかゆを作って,それを食して評価します.
基本的に全部食いきります!
修羅の道ですから〜
○ナタデココ
結構前に大流行しましたね.今はたま〜に見かけると,「なつかしいなぁ」って思うくらいですけど・・・
スーパーで偶然見かけまして早速購入! が,300g入りって多すぎないか?
今回のナタデココはシロップに漬けてありまして,このシロップはフルーツの缶詰とかに入ってるあまーい奴です.折角ですしシロップも一緒に煮込んじゃいましょう!
香りはまんまカルメ焼き.あまったるいことこの上なし! 甘いのが苦手な管理人には少々つらいです.
頂きましょう! 甘い,甘すぎる! ついでにナタデココ不味い! あまーい上にナタデココの食感が妙にプリプリかつ生ぬるくって実にいけてません! やはり冷たいものは冷たいまま食うべきです.仮にシロップを取り除いて作ったとしても,生ぬるいナタデココはやはり不味そう.
☆
ここで鉈?
○シーチキン
これも今まで何でやらなかっらんだろう.それになぜ私は朝からおかゆの実験してるんだろう? 実はコレ,次回への布石でもあるんですけどね.まあ風邪ひきですし,ちょうどいいのかもしれません.使用するのはシーチキンの蓋付いていない奴.よく分かりませんが多分安物です.
いつも通り加熱!今回は油をよく切らなかったのでちょっぴりデンジャラスな予感です.そのままでは味が薄そうなのでお塩を一つまみ加えました.香りは魚を焼いた時に香りにそっくりです.普通に食欲をそそりますね.油は煮込んでいるうちに無くなっていました.ご飯に吸収されちゃったのかな?
では手を合わせて「頂きます」 おおお,美味いじゃないか! もっと油ギッシュな感じかと思いましたが,意外とさっぱりしています.旨みと甘みがいい具合に溶け出してきていて,実にまろやかです.味付けはお塩一つまみで十分ですね.素材の味を生かしたすばらしいおかゆです!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
味は良し,彩りは悪し!
○梅干&青ジソ
以前サッポロ一番塩ラーメンのCMで使われている和風ラーメンを再現した時(日記2005年6月18日)に,梅干と青ジソのコンビネーションのあまりの素晴らしさに感動した管理人.今回はおかゆにしてみます.
今回はシソの葉一枚に対して梅干一個にします.シソ,梅干ともに刻んで使用しました.やはりいい香りです.
加熱中も実にいい香り.見た目的にもシソの緑と梅干のピンク,ごはんの白がなかなか綺麗です.では頂きます! うまいです.文句なしに.が,若干味が薄いように感じます.梅干の塩分の溶け出し量が予想より少ないようです.梅干はちょっと多すぎるかなぁって位の量入れたほうが良いかもしれません.シソは逆に多すぎました.意外とパサパサした食感ですので,香り付けのアクセントくらいにした方が良いですね.あと旨みが若干足りませんので,鰹節を少々加えてやっても良いかもしれません.
☆☆☆☆☆☆☆☆
香りという点では現在最良です
○納豆
管理人は関西人です.関西人=納豆食わないって思われています.でも,それって結構当たっています.管理人が小学校の時一度だけ給食に納豆が出たことがありました.事前に学級通信で「今度給食で納豆が出ます.事前に家庭で食べる練習をして来て下さい」って連絡がありました.にも関わらず,いざ給食に出された時8割以上の納豆が食べられることなく・・・ 以後給食で納豆を見たことは一度もありませんでした.
とはいえ,納豆を食う関西人も結構います.管理人も問題なく食えます.実家は好き嫌いを是とする家ではありませんので・・・ あえて買ってまで食おうとはしませんが.
さてクッキング! 事前にネギ,鰹節,添付のダシおよび辛子をパックに放り込んで混ぜ混ぜしておきます.普通に食う時と一緒ですね.それをご飯とともに鍋に入れてFIRE! ・・・・ぐはっ.久々の毒蒸気! 納豆臭が部屋全体に広がります.普通に冷えたまま食う時より遥かに強力です.これは辛抱たまらん! しばらくすると臭いはそれほど気にならなくなりました(臭気が抜けたのか,鼻が馬鹿になったのか・・・)が,今度は泡がすごいことに.吹き零れてます.
あんまし気が進みませんが食いましょう・・・ モグモグ・・・ 味がありません.全く味が無いというわけではなんですけど,納豆の長所?である,独特の旨みが無くなっています.要はただの茹でた大豆の味.少なくとも不味くて食えないって代物ではありませんが,正直ノーマルおかゆと大差ありません.毒蒸気に耐えないといけない分こっちの方が遥かに悲惨ですけど.
☆☆
なぜ納める豆が納豆で,腐った豆が豆腐なのか?
○焼きおにぎり(冷凍)
今回はちょっと変り種に挑戦です.普段は「ご飯+具」を鍋の中で合成するタイプですが,今回は既にご飯と具とが合わさっているタイプです.
冷凍の焼きおにぎりって封切ったまま置いておくと,干からびてしまって解凍しても非常にまずいです.それを何とか有効利用してやろうと.
作るのは本当に楽チン! 冷凍庫から焼きおにぎりを出して鍋に放り込むだけ.あとは水を入れてFIRE! 醤油の香ばしい香りが食欲を誘います.普通にうまそうです.というか,ここ数日ある実験の影響で体調がおかしくって奇抜なものは食えません.
では早速.驚きは無いですけど,無難に予想通りなうまさです! 醤油の味と香りが非常に高い次元へとおかゆを誘っています.化学調味料っぽい旨みもうまく醤油の味を引き立てています.薄味ではあるんですけど,それでも十分な満足感があります.皆さんも干からびた焼きおにぎりはおかゆに再利用しましょう!
☆☆☆☆☆☆☆☆
醤油を一滴たらすと更に深みが増すかも
○カステラ
遊びに来てくれたKの☆さんがお土産に持ってきてくれたカステ〜ラ!です.Kの☆さんありがとうございます! 折角頂いたものなので本来ならカステラとして頂くのが筋なんですけど,今回はご当人の許可も得ましたし一切れおかゆにさせて頂きます.
作り方はいつもとおんなじ.大体ご飯と等量のカステラを入れたはずなんですけど,通常の三倍(ちょっと言いすぎ)の体積に膨張! ありえねぇ!! カステラが水をバシバシ吸っていくから水分の残量には常に注意です.香りは卵とお砂糖の混じった様な非常に平和的な香りです.
早速! フム! これは伊達巻ですね! ちょっと甘みは強いですけど,御節に入ってくる伊達巻の味そのものです.おかゆではなくってほかの新たな食べ物って感じですね.甘みは砂糖のそれではなくって,蜂蜜っぽい感じです.これは作る店によっても変わるかもしれませんけど.でも思ったよりあっさりしていて,あり得ない量が出来上がった割に最後まで美味しく頂けました.これは久々のヒットですね.もし作られることがあるんでしたらカステラはご飯より少なめに.本当にかなり膨らみます.
☆☆☆☆☆☆☆☆
甘みをいかに抑えるかがポイントか?
○キムチ
今回はちょっとデンジャーな感じが.加熱するとストレンジャラスな臭気を発するのでは? とりあえず冷蔵庫の奥に眠っていたキムチです.たまに思い出したようにキムチラーメンに使ったりするんですけど.封を切ってからかなり経ってるので加熱しないと怖くて食えません.
材料を鍋にぶち込んで加熱.さてさて,いかな臭気が管理人を襲うんでしょうか? 蘇る過去の忌まわしき記憶たち.その名は毒蒸気!
・・・全然大丈夫でした.なんていうか,キムチラーメンとかキムチ鍋とかと同レベルです.よっぽど苦手な人以外は全然問題なしのレベルです.
問題は味ですね.そこそこにうまいです.旨みもいい感じで溶け込んでいて,程よい辛味が味のアクセントになり,白菜の甘みを引き立てています.ただ少し酸味がちょっと場違いな感じで,そこがマイナス.管理人のキムチが痛んでるだけかもしれませんけど.あとやはり多少においがありますので,好き嫌いは分かれると思います.キムチ鍋を普通に美味しく頂ける人なら問題無しかと.
☆☆☆☆☆☆
酸味がなければなぁ・・・
○プリン
プリンプリンプリ〜ん! ・・・プリンです.おかゆにするより普通に食いたかったりしますけど.「漢ならばプリンがどうのとか言わずにおかゆを食わんかい!」とおかゆの神様が言っておられますので,今回もバッチリやらせて頂きます.
とりあえず鍋にプリンとご飯と少量の水を加えて加熱.プリンが溶けてきました.以前キムチ鍋を作るときに何故かプリンを自作した一味の一人ですから,溶けてくることはもちろん予想済み.食彩戦士の名は伊達じゃない! 詳細は「いろいろ」の「手作りキムチ鍋を食おう!」を参照なさって下さい.が,予定外の事態発生! プリンの水分が抜けてドロドロのグボグボに.多分このままじゃ焦げ付いちゃうので加熱ストップ!
早速! と言いたい所ですが,家事をしていたのでしばらく放置.するとプリンおかゆは再び固化してプリンっぽくなってしまっていました.仕方が無いですので,とりあえず食いましょう.
・・・結論から言いますと,プリンとしては激うめぇ! おかゆとしては???です.多分煮詰められたことによってプリンのおいしさ成分?が凝縮されて濃厚な味のプリンになったんでしょう.本当にプリンとしては素のプリンよりグレードアップしてます.でもプリン成分がご飯に浸透しなかったためか「プリン」と「ご飯」って感じになってしまってます.この結果より,個人的にはプリンを煮詰めることは○,おかゆにするには????ですね.別に不味くは無いんですけど.
☆☆☆☆☆☆☆
おかゆじゃなくプリン単体でやってみましょう!
○ギョウザ(冷凍食品)リベンジ
前回のギョウザおかゆ,いろいろ問題はあったものの,その奥底に隠された真なる底力を感じ取った管理人.前回の反省を踏まえて再挑戦です.前回問題であったのが,ギョウザのズルけた皮があんましよろしくなかったのと,ラー油を入れてしまったこと.肉や野菜の旨みはなかなかのものでしたので,皮とラー油を取り除いてやって,ポン酢の量を調整してやればかなりの物ができると考えられます.
とりあえずギョウザの皮を剥いで,中身とご飯と水を投入して加熱.ポン酢は味を見ながら少しずつ.完〜成!
早速! うまい! やっぱ俺の目論見は正しかったみたいです.以前よりも大分良くなっています.特に肉の旨みがなかなかグッド.問題点を挙げるとすれば,ポン酢に含まれるお酢.おかゆに酸味はミスマッチです.普通の醤油で作った方がよさげですね.
☆☆☆☆☆☆☆
残ったギョウザは是非おかゆに.
○ギョウザ(冷凍食品)
晩御飯は冷凍食品のギョウザ.なんだか少し悲しいです.結構な量があったので最後の方は飽き飽きしてましたが・・・そこで神の啓示が.
というわけで,ギョウザおかゆです.前回の辛子明太子は管理人の中でなんとなくおいしいことが確約されていましたが(だって旨そうやん?),今回は未知数です.ご飯の量はギョウザの体積と同じくらいを用意しました.そのまんまギョウザをぶち込んでも多分おいしくないので,ギョウザのたれ(管理人はポン酢とラー油)を一緒に入れました.とりあえず加熱中にギョウザの皮は破っておきました.やっぱ味が染みた方がおいしそうだもんね!
早速! ・・・うん.まあ,そこそこです.うまいっちゃ旨いんですけど,ちょっと油っぽいです.たれのラー油は要りませんでしたね.それにポン酢が少し多すぎたのか,味も若干濃い目です.旨み自体はなかなかなもので,白菜と豚肉の食感もなかなか悪くないです.が,皮のズルけ具合がイヤ〜んな感じ.皮を取り除いてから作ればよかったです.
☆☆☆☆☆
工夫次第では大化けするかも?